『小さい財布』の誘惑に打ち勝つ。そしてブランド財布激安問題に終止符を。

僕は迷っていた。財布を二つ持ち続けるのはいかがなものか、と。

確かに、考えに考えて今の状態に行き着いてはいるのだが、ずっと財布一個完結に対する憧れが消えないのである。

そんな中、最近ある財布を賞賛する記事が立て続けに目に飛び込んできた。そう。アブラサスの『小さい財布』だ。ミニマリストを名乗る者ならば一度は目にするであろう財布だ。かくいう僕も、ブランド財布激安問題に直面した当初から同ブランドの『薄い財布』と共にその存在は認識していた。気にはなっていながらもあと一歩手にするには至っていなかったのであるが、そんな中、僕を再び購入へと向かわせようとしているのがこれらの記事だ。

【ミニマリストを目指すブログ】の金平糖さん

どちらも実に小さい財布が欲しくなってしまう記事だ。事実、昨日僕のAmazonの買い物かごには『小さい財布』のボルドー色が入れられていた。危険極まりない。このままでは買ってしまいそうなので、今日はなんとかそれを阻止しようと手持ちの財布と比べながら自分の財布を一方的に肯定しまくろうと思う。

ちなみに現在僕はパスケースとがま口の2個持ちをしているが、これを機にパスケースだけですべてをまかない財布問題も同時に解決させるつもりでいる。

※なお、比較する際『小さい財布』に対して否定的な意見を言うこともあるが、完全な言いがかりであることを付け加えたい。さらにジャッジもパスケース寄りだ。でも本当は『小さい財布』が欲しくてたまらないのです。


それではさっそく比較していこう。

サイズ
まずはサイズを比べてみよう。

『パスケース』は11cm×7.5cm。『小さい財布』は9cm×6cm。

写真からも小さい財布がひときわ小さいことが分かる。これは、パスケースが札を二つ折りで入れられるのに対して、小さい財布は三つ折りにする(厳密には折ってはいない)ことからも容易に想像できたことだ。ただ、今のパスケースのサイズで大きいと思ったことはないし、この大きさでもズボンの前ポケットに何の引っかかりもなく余裕で入れることができる。ズボンが変につっぱるような事もない。つまり、小さい財布ほどの小ささは僕には必要ないと言えるだろう。よってドロー。

価格

正直言って『小さい財布』は高い。Amazonでは11850円だしその上送料まで取られる。対してパスケースは3888円。いや、これでも高い気がするが、それでも小さい財布の1/3以下だ。なんだかんだ、小さい財布が半額ぐらいの金額だったらソッコー買ってると思う。てか9×6cmで12000円ってことは、僕が使ってるSIMフリータブレット(yoga tablet 8)が21×15cmで27000円だからそれより高いってことになるんだよ!タブレットより高い財布って何だよ!よってパスケース圧勝。

※小さい財布はAmazonでも楽天でも「スーパークラシック」という所が定価販売していますが、どちらも送料がかかります。スーパークラシックの本サイトから購入すれば送料無料でポイントまで付くので、購入する方はサイトから直接購入することをおすすめします。

収納力

パスケースを開いたところ。

小さい財布の最大収納量はカード5枚、小銭20枚、お札まぁまぁといったところ。対するパスケースはカードたくさん、小銭数枚、お札まぁまぁ、だ。

僕が小銭入れとしてパスケースとは別にがま口を持っている理由にもつながるが、やはりパスケースは小銭が圧倒的に入らない。チャック部分に入れることはできるが、マチが無いため10枚が限界というのが実情だ。それ以上入れると今度は取り出せなくなる。

対する小さい財布はよく考えられているだけあって、カード・小銭・お札の収納バランスが非常に良い。どれも過不足なく収納できるといった印象だ。ただし僕にとっては、カードの収納枚数がやや心もとない。レビュー等では最大で4枚といった情報もあり、どれだけカードを厳選しても「出かける際にその日必要と思われるカードをセットする」といった作業が必要になってくるだろう。もちろんパスケースでも持っているカードすべてが収納できるわけではないので、必要に応じて中身の入れ替えは行うが、小さい財布にしたならばその頻度が格段にアップすると思われる。小銭とカードの重要度を考慮した結果、パスケースの勝ち。

使い勝手
ここが一番大事といっても過言ではないだろう。いくら安かろうがいくら小さかろうが、使い勝手が悪ければ話にならない。ちなみにここで言う使い勝手とは、『レジでもたつかない力』と言い換えてもいい。財布の使い勝手とは、いかに支払いをスムーズに終わらせられるかなのだ。

まずはパスケース。小銭部分以外にチャックやボタンは付いていないため、開く際に全く障害がなくストレスが生まれない。

ワンアクションですべての中身にアクセスできる。

蓋がぱかぱかなので中身が落ちる心配をされる方がいるかもしれないが、投げ飛ばすわけでもないし落下の心配をしたことはない。

対して小さい財布はどうだろうか。画像でみることしかできないが、こちらも相当使い勝手にはこだわって作られている。上記で紹介したブログを見ても、パスケースの唯一の欠点である小銭へのアクセスが非常に良好であることが伺える。ワンアクションで全ての中身にアクセスできる点も負けていない。しかし!小銭へのアクセスの良さがわざわいし、写真で見る限りではあるが『”小銭が落ちないように”カードを出し入れする』『”小銭が落ちないように”お札を出し入れする』という無意識と言ってもいいような心配がつきまとうような気がするのだ。実際に使うと問題ないのかもしれないが、あらゆる作業で「小銭が落ちないように」という意識が必要になる気がする。

さらに、小さい財布はお札を折らずに収納できるようだが、折らないことでお札の曲線化現象が予想される。下の写真を見てもらいたい。

左がパスケース内で二つ折りにしていたお札。右が小さい財布に入れていたらこうなるであろうと想像し擬似的に作った状態だ。小さい財布の方は曲線的な三つ折りで収納するため、写真のようにお札を出した時丸まった状態になることが予想される。これがいまいちかっこよさに欠ける。対してパスケースから取り出したお札はシュッとしていてカッコイイ。

よって、本当に僅差ではあるもののパスケースの勝ち。

質感
最後は質感の勝負だ。常に身につけ持ち歩くものなので、所有する喜びも必要だろう。

パスケースは非常に柔らかな牛革が使われており、質感は高い。

裏地は帆布で丈夫さも兼ね備えている。表面の傷がやや目立ちやすいのが欠点か。

対する小さい財布はエンボス加工された牛革で作られており、こちらも高級感がある。加工のおかげで傷も目立ちにくい。ただ、革自体はパスケースとは対極に硬めの印象。まぁこれは好みの問題だろう。

ということで質感はドロー。

以上、3勝2分けでパスケースの勝利となった。なんとか『小さい財布』を買わずに済みそうである。以後はパスケース一個にしぼり、小銭入れとして使っていたがま口は別の用途に使いたいと思う。

これにてブランド財布激安問題、一件落着!